底生生物ってなあに? 生物が棲むところ 観察する前に 先生、おしえて! 水辺のことば辞典
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環境用語 よみ 解説
簡易分析キット かんいぶんせききっと 法律に定められた分析法は、信頼のおける正確な分析値がでますが、高価な機械や時間が必要となるため、小学生を対象とした野外調査では簡単で安価、短時間で高価な機械を必要としない簡易分析キットが良く用いられています。pHやCOD、硝酸やリン酸体リンなどさまざまな項目が市販されています。(簡単ではありますが、簡易分析のため誤差が大きく、得られた分析値はあくまで目安として捕らえることが望ましいと考えます。)
環境基準 かんきょうきじゅん 環境基準とは、環境基本法により定められた、人の健康を保護し、及び生活環境を保全する上で維持されることが望ましい基準のことです。
環境基準点 かんきょうきじゅんてん 各水域におけるその水域の水質汚濁状況が把握できる地点です。
環境類型 かんきょうるいけい 都道府県知事が各水域ごとに具体的な類型を決定しています。それぞれの類型ごとに利用目的などによって環境基準が設定されています。
含水率 がんすいりつ 底質の性質を現す指標のひとつである含水率は、110℃の乾燥機によって除去される水分の質量を、乾燥前の底質に閉める割合を百分率で表したものです。乾燥前の底質を1000g、乾燥後の底質を400gとすると、水分は1000-400=600gですから600/1000*100=60%となります
汽水域 きすいいき 河川の河口部付近や湾など潮の満ち干きによって淡水と海水が交じり合う場所のこと。淡水と海水が交じり合う割合によって、分析に影響を与える塩化物イオン濃度が変化するため、汽水域の水質を分析する際には注意が必要である。
キックスイープ法 きっくすいーぷほう キックスイープ法は当センターで採用している河川の底生動物の採集方法で、Dフレームネットを川底に置き、その上流側の石を蹴ることで流れてくる石表面や底にいた生物を捕まえる方法です。同じ場所で蹴り続けるのではなく、一定時間内に場所を変え移動しながら蹴り集めます。当センターでは、一分間×3回(計3分)のキックスイープ法により生物を採集しています。
魚斃死事故 ぎょへいしじこ 魚斃死事故とは、河川などで多数の魚が死んでしまった事故のことである。和歌山県内でも毎年、何件かの魚斃死事故が報告されています。原因としては、高濃度の農薬や事業所排水などが考えられますが、多くの場合、水の貧酸素状態による酸欠が原因であると考えられます。
クロマトグラフィー くろまとぐらふぃー 吸着力や分配係数などにより、混合物の成分を、(カラムやイオン交換樹脂、ゲルなどの)固定相中の移動速度差を利用して、分離、精製する方法。固定相の一端に試料を置き、液体や気体などの移動相とともに固定相中を移動させると、固定相と混合物中の各成分ごとの様々な相互力により、成分ごとに移動速度差が生じ、分離できる。
下水道普及率 げすいどうふきゅうりつ 和歌山県の下水道普及率は平成16年度末で13.4%であり、全国平均68.1%と比べると非常に低いものとなっています。県ではこのような現状を改善するために、下水道にとらわれず農業集落排水施設や合併浄化槽などによる経済的で効率的な整備に取り組んでいます(農業集落排水施設や合併浄化槽などによる処理人口は下水道普及率に加算されていません)
光学顕微鏡 こうがくけんびきょう 光の透過率などによって物体を観察する顕微鏡でその方式により暗視野顕微鏡や位相差顕微鏡、蛍光顕微鏡などに分類される。実体顕微鏡とは違い立体的には観察できないが、接眼、対物レンズの組み合わせによって、数倍から数百倍程度まで非常に大きく拡大して観察できることから、底生動物の観察では、エラの突起物やアゴの形状など特に微細なものを観察するときに使用できる。
公共用水域 こうきょうようすいいき 水質汚濁防止法によれば、河川、湖沼、港湾、沿岸海域その他公共の用に供される水域及びこれに接続する公共溝渠、かんがい用水路、その他公共の用に供される水路(下水道法(1958年法律第79号)第二条第三号及び第四号に規定する公共下水道及び流域下水道であって、同条第六号に規定する終末処理場を設置しているもの(その流域下水道に接続する公共下水道を含む。)を除く。)である。
工場事業場排水 こうじょうじぎょうじょうはいすい 水質汚濁防止法により、工場事業場は業種または排水量などにより、事業場から出る排出水の水質について排水基準を守らなければなりません。和歌山県環境衛生研究センターでは県内の工場事業所について立ち入り調査、排出水の分析を行い、排水基準が守られているかチェックしております。
工場・事業場排出水 こうじょうはいすい 工場や事業場から公共用水域に排出される水のこと。排水量や工場の規模や業務内容などにより水質汚濁防止法や都道府県ごとのより厳しい上乗せ条例で排水基準が定められている。
湖沼 こしょう 湖と沼をあわせて湖沼と呼びます。
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